冬の凍り付くように寒い日や夏場でもクーラーで体が冷えてしまった時…
私たちは服を着込み、温かい食べ物を食べたり飲んだりして何とかしのいでいます。
特に寒い日の温かいスープや鍋料理などは効果を発揮してくれます。生姜入りの料理などは体を温める食べ物として有名ですよね。
でも生姜以外の他の野菜などはどうなのか?
ここでは体を温める食べ物を野菜・果物・調味料など食材別にご紹介していきます。
目次
体を温める食べ物~野菜や果物
体を温める効果がある野菜や果物など種類別に一覧表にしています。
体を温める食べ物~野菜
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野菜に含まれるビタミンCには鉄分の吸収を促進したり、毛細血管の機能を保持する働きがあり、ビタミンEには血行を良くする働きやホルモン分泌を調整する働きがあると言われています。
また長ねぎ・玉ねぎに含まれるアリシンといわれる特有の辛味成分、生姜に含まれる同じく辛み成分のショウガオール、唐辛子に含まれるカプサイシンなどは血行を良くしたり発汗を促して体を温める働きがあると言われています。
体を温める食べ物~果物
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りんごの皮に多いりんごポリフェノール・さくらんぼのアントシアニンには抗酸化作用、血流を改善する働き、ぶどうのポリフェノールには血流を促して体を温める働き、みかんやオレンジもビタミンCやポリフェノールなど様々な成分で体を温める効果があると言われています。
体を温める食べ物~発酵食品
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発酵食品に含まれる乳酸菌などの善玉菌は腸内環境を整えエネルギー代謝を高め、血行が促進されます。酵素は消化を助け、新陳代謝が上がり免疫力がアップする効果や体の調節機能もあると言われています。
体を温める食べ物~飲料・その他の食品
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紅茶・プーアル茶は製造過程で発酵され体を温める作用が期待でき、ココアや赤ワインはポリフェノールの作用により血流をよくする効果が期待できます。
黒豆のアントシアニンは抗酸化作用・血流の改善の効果が期待できますが、水に溶けやすいため黒豆茶にして飲むと効率よいそうです。
カモミールティーは発汗作用があります。
玄米はビタミンB₁が豊富で血行を良くする効果があると言われています。
体を温める食べ物の見分けかた
オレンジは温かい地で育つ果物ですが、血行を促進して体を温める働きがあり、温める側の食べ物といえます。また果物は地上で育つなど例外はいくつかありますが、およその目安にはなります。
ちなみにネーブルオレンジの旬は寒冷期です。
体を温める食べ物・野菜や果物等いろいろ効果あることが分かった
いかがでしたでしょうか?
あなたの好きな食べ物は体を温める食べ物の一覧にありましたか?
体を冷やす効果のある食べ物も存在しますが、体を温める食べ物と一緒に摂ることで中和されます。
体を冷やす食べ物一覧!野菜や果物などの特徴について (←こちらの記事もどうぞ)
“冷えは万病のもと”なんてよくいわれます。
冬はもちろん、夏でもクーラーなどで冷えすぎないように、体の中から温めて快適にお過ごしください。