きゅうりのアクは体に悪い?アク抜きするかしないか賛否両論の理由

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食品

皆さんはきゅうりを食べる時、アク抜きをしていますか?

煮物などの調理過程で出て来る豚肉などのアクは体に悪いかな?見た目もよくないかな?と思って取り除いていたりしますが、野菜の中でも特にきゅうりのアクはどうでしょう?体に悪いんでしょうか?

それには様々な意見があるようで、アク抜きは必要だ!という説とまったく意味ないという説もあり、どちらがいいのかわかりません。

そこで今回はきゅうりのアクは体に悪いのかどうか?アク抜きをする必要性や方法についてまとめてみました。

 

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きゅうりのアクは体に悪いの?アクって何?

きゅうりのアクは体に悪いの?

きゅうりのアクが体に悪いかどうか、結論を言えば体には悪くないそうです

ではそもそもきゅうりのアクって何なのでしょうか?

まずはきゅうりのアクについて調べてみました。

きゅうりのアクについて

アク(灰汁)とは食材から出る“渋み” “苦味” “えぐみ”などのもとになる成分の総称であるのはどれも同じです。

きゅうりには果皮や皮の下にある水分や養分が流れる維管束の中にギ酸という成分が含まれています。研究により中央より先端部分に多く含まれていることがわかっています。

更にヘタ近くの先端部分にククルビタシンというウリ科植物特有の成分が含まれています。

これが苦みの元となるアクです。

筆者はこの先端近くの部分を少しかじってみましたが、なるほど確かに苦みがあり、渋くていつものきゅうりとは違う味でした…。

きゅうりのアクが体に悪いものではない理由

きゅうりに含まれるアクはギ酸等あまり良いイメージのものではありません

しかし、きゅうりに含まれる量は非常に微量です。

一日にきゅうりを何本も食べるのでなければ、全く問題ないそうです。

ですから体に悪いかどうか結論を言えば、体には悪くないと言えます。

 

アク抜きの必要性・アク抜きをするかしないか賛否両論の理由は…

ではアク抜きは必要なのでしょうか?

アク抜きが必要とされる理由

前述の通りきゅうりのアクはギ酸等の成分が微量とはいえ含まれており、苦みの元となっています。

成分が気になる方や苦みが苦手な方、出来る限りアクのないものがいい方はアク抜きをしたほうが良いと言えるでしょう。

アク抜きは必要ない理由

きゅうりのアクは先端に多く含まれていることがわかっていますので、食べる時に先端を切り落として食べていれば、ほとんどのアクを切り落としてから食べていることになります。

ですからわざわざ手間をかけてアク抜きをしなくてもいいと言えるでしょう。

アク抜き賛否両論の結果

このように成分が気になる方はきゅうりのアクは体に悪いとしてアク抜きは必要と考えますし、非常に微量で研究上問題なしとされているのでアク抜き必要なし、先端を切り落とすだけで十分と考える人もいます。

これがまさに賛否両論の理由です。

どっちが正解なのかではなく、どちらも正解なのです。

ですから気になる人はアク抜き作業をすればいい、という事になります。

 

きゅうりのアク抜きの方法

先ほどもお伝えした通り、きゅうりのアクはヘタに近い先端部分に多く含まれています。

ですから先端部分を切り落としてしまえば、アクの多くは無くなり苦みも感じにくくなっていることとは思いますが、より美味しくいただくためにアク抜き作業をされると良いでしょう。

アク抜きの方法

きゅうりのアク抜きは非常に簡単です♪

先端をくるくる

  1. きゅうりのヘタ側の先端をカットし、カットした面どうしをくるくるとこすり合わせます。
  2. すると白い泡状のものが周囲に出てきます。これがアクです。洗い流したら終わりです。

維管束に残ったアクを抜くにはこちらが良さそうですね。

 

板ずり

  1. まな板の上にきゅうりを置き、塩小さじ1~2をまぶして両手で前後に転がします。
  2. 表皮の突起がなめらかになってきたら洗い流して終わりです。急ぐ時には塩をまぶして手でこするという方法もあります。

 

アクや表皮の突起を取るだけでなく、表皮が塩で傷付くことによって柔らかく味が染み込みやすくなります。

更に色艶も良くなり、変色するのを食い止める働きもあります。

このひと手間で美味しくいただけそうですね。

 

きゅうりのアクは体に悪い?アク抜きするかしないか賛否両論の理由後記

一度によほどたくさんの量のきゅうりを食べる訳でなければ問題ないことがわかりました。

そして同時に美味しくいただく方法もわかりました♪

アク抜きをするもしないも皆さんのお好みでされるのがよろしいかと思います。

時間があるときにどちらのほうが美味しいか、比べてみるのもいいかも知れません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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